昼前にホテル到着後、昼食をはさみ、今回の研修の実行委員長である(株)シーキューブソフト 代表取締役であります佐々木様から研修の目的や同友会とはどのような組織なのかのオリエンテーションがありました。
オリエンテーション後はまず「働くことの意味」との題材でフェイト・アイ株式会社 代表取締役の川端様の講義がありました。
「学生と社会人の違い」や「人生は掛け算」といったテーマで、仕事に対する意識の違いや自分の独自性を生み出すためにはどう行動すべきかをお話いただきました。
講義後は同友会の特徴でもある「グループ討論」の時間です。
講義を聞いて自分はどのように感じたか、またグループ内の意見を聞いてグループの意見としてどうまとめるか、といったコミュニケーション能力などの能力を鍛えるために実施しています。
こちらは各講義後に実施しましたが、初めてやる人がほとんどですので最初はなかなか意見が活発に出ませんでした。
しかしながらグループ内には2~3名の経営者や先輩社員がいるため、彼らがサポートしつつ徐々に意見が出るようになってきました!
人の意見を聞いて、自分の気付きになった社員も多かったようです。
続いての講義は「仕事の進め方」という題材で、株式会社システムクォート 代表取締役の鶴川様が行ないました。
5W3Hを的確に理解して、優先順位を付けることで、効率よく仕事をするうえでの心構えをお話いただきました。
夕食をはさみ、夜は他己紹介とジョハリの窓を実施しました。
これはいずれもより自己開示してもらうための企画です。
(※他己紹介とジョハリの窓は個室で実施したため、写真はございません)
他己紹介とは文字通り、自分が他の人の紹介をすることです。
紹介するには情報が必要なので、紹介する人はその人に興味を持って色々聞かなくてはいけませんし、紹介される人も下手な紹介をされる訳にはいかないので、様々なことを話します。
そうすることで、プレゼン能力も鍛えられます。
またジョハリの窓とは主観的な自分と客観的な自分の差を認識するための心理学で用いられるモデルです。
内容は複雑なので以下のURLを参照いただければ幸いですが、簡単に説明すると自分が気付いていない他人から見た自分である「盲目の窓」を知るプログラムです。
(参照URL:https://potect-a.com/utilization/johari_window/)
これらの企画で更にグループ内が仲良くなり、翌日以降のグループ討論が更に活気が生まれる要因にもなります。
ジョハリの窓で初日が終了しました。
(後編へ続く)